おすすめスポット
 ツアーコンダクターの視点からおすすめ  シリーズ

   
その1
  情緒ある萩 津和野をひとりあるき・・・・・

 「260年にわたり毛利藩主(三十六万石)によって治められていた萩は、白壁の土塀や石垣が随所に残る城下町。城跡のお堀は今も豊かな水をたたえています。碁盤の目になった町は、小川のコイがいたり、武家屋敷などもみられ情緒豊か。女性の一人歩きにもいい町です。見どころは、毛利氏の菩提寺(菩提寺)東光寺や、吉田松陰をまつった松陰神社など。淡い紅色がやわらかな印象の萩焼の窯元もあちらこちらに見られます。ちょっと足を延ばして国定公園・青海島一帯の島めぐりを楽しんでも。西長門リゾートホテルは一面一枚ガラスの部屋から青い海が一望でき、おすすめです。
  山陰の小京都といわれる津和野もやはり城下町。こじんまりとした町には、ニシキゴイが彩る水路がいたるところに。森鴎外が11歳までくらした旧居も残されています。また、和紙が名産ですので、美しい折り紙や千代紙などを探してみてもいいでしょう。

 
その2
  未知の東北 落ち着いた雰囲気にひかれて
 秋の東北は紅葉が素晴らしく、新緑が芽吹くころとともに一番いい季節を迎えます。青く澄んだ湖面と樹林の紅葉の鮮やかなコントラストが印象的な十和田湖、ダイナミックな滝や急流を紅葉が覆い、大自然のスケールを味わえる奥入瀬、そのほか八甲田山、八幡平、田沢湖・・・。どこをとっても紅葉の名所ばかりです。大きな旅館への宿泊もいいものです。一人なら込み合う観光シーズンは、町の中のホテルを取って、夕食は地元の人が行くような料理屋で、地域の人たちと話をしてみては?
 仙台の奥座敷・秋保温泉、宮沢賢治の生家に近い花巻温泉など人気のスポットから、下北半島恐山付近の下風呂温泉、薬研温泉、八甲田山の裏側に位置する後生掛温泉などの秘湯まで、温泉の豊富さも東北の魅力。自分のペースでゆっくり回れるひとり旅は、会津若松や角館など城下町の面影を残す街並みを歩いたり毛越寺、中尊寺などのお寺巡りもいいでしょう。
その3
  いつも静かに迎えてくれる京都へ
 京都ほど訪れるたびに違う印象を受けるところはないでしょう。見どころを挙げればきりがありませんが、今回は“体験旅行”をご紹介します。
友禅体験工房丸益西村屋( 075-211-3273)『型友禅』の工程が見学でき、体験もできます。
西陣織会館( 075-451-9231) 舞妓、十二単などの西陣織の着物が着られます。
ゆば泉( 075-541-8000)できたての京ゆばを味わう引き上げ体験とゆば膳が楽しめます。
  まだまだほかにもたくさんある京都の魅力を体験してください。ここより
 
その4
  しっとりとした風情の冬の金沢へ
 金沢は北陸の城下町。日本三大名園、兼六園の雪景色もなかなかいいものです。11月に入ると独特の雪吊りが見られます。市内には、土塀が続く長町武家屋敷跡や、紅唐格子が並ぶ東茶屋町など古い町並みが城下町の面影を伝えています。冬の日本海で水揚げされた海産物がそろう近江町市場には、これからの季節おいしいカニが並ぶでしょう。水がいい金沢は、和菓子の美味しさでも知られています。また、金沢からちょっと足を延ばして、冬の日本海を眺めながら七尾線にゆられ、和倉温泉から、のと鉄道で輪島へ行ってみるのもいいでしょう。輪島の朝市では地元のおばさんたちが野菜や果物、民芸品にいたるまでさまざまなものを並べていてたのしめます。
金沢観光協会
 
その5
  異国情緒あるれる神戸の町へ

 神戸の名所、異人館は、大震災の被害からすっかっり立ち直り昔と同じ面影をみせてくれます。のんびり、ゆっくり散策してみてはいかがでしょうか?その中の一つ、香水の館では、オリジナルの香水が作れます。名前、生年月日、好きな食べ物などアンケートに答えて出すと、その人にふさわしい香りが30分ほどで完成。びんには製造番号が記載されているので、終わったらまた注文すればOK!ほかにも輸入雑貨の店など異人館ならではのショッピングが楽しめます。
  神戸のもう一つの魅力はベイエリア。海や船を眺めるのもクルージングを楽しむのもいい。神戸ポートタワー海洋博物館などの見どころもあります。周囲に並ぶ豪華ホテルに宿泊し、階上のバーでカクテルを飲みながら港の夜景を満喫。とういリッチな時間を過ごしてみては?

 
つづく・・・

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